何故有機栽培をする農家がもっと増えないの?
有機栽培の食品のほうが安全でおいしい、更に地球環境にやさしいのなら、何故全ての農家が農薬や化学肥料を使わずに栽培をしないのでしょうか?
なぜなら「有機栽培」は “大変”なんです。
JAS認定を受けるための手間と時間、更には費用も大変なものです。その為、個人でやっている小さい田圃や畑では「有機栽培」を行うことが大変難しく、現在国内で有機栽培認定されている農家は全体の1%も満たないと言われているのが現状です。
有機栽培を行っていてもJAS認定を受けられない!?
有機野菜の安全性にも記載してあるように、「有機野菜」として農林水産省に認定されるのは簡単ではありません。
JASマークに認定されるためには、農林水産大臣に登録された登録認定機関により、書類審査と実地検査の両方が実施されます。
自分の田圃だけが有機栽培を実施していても、その隣の田圃が農薬や化学肥料を使っている場合、もしくは上流の水田を経由した用水を直接、下流の水田で取り入れた場合などは、JAS認定は受けられません。
その為、自分の畑だけで無農薬で有機栽培を頑張っていても、「有機野菜」として認められないのです。
何故有機野菜は他の野菜より高いの?
上記したように、有機栽培は手間と時間と費用がかかっています。良い野菜を作るために努力した結果が金額にも反映されているのです。良いものにはそれなりにお金がかかるのは当然のこと。
食品の安全性、おいしさを考えると決して高い買い物ではないでしょう。
